芸能人やテレビ、広告などで「スカルプブラシ」をオススメする内容を見る事がありますが、長年ヘアケアを極めてきたプロの美容師としてぶっちゃけます!
実は…スカルプブラシを「使わない方がいい」理由とは!
「頭皮に良さそう」
「毛穴の汚れが取れそう」
「マッサージ効果がありそう」
そんなイメージから、スカルプブラシを使っている方は少なくありません。
しかし、ヘアケアの現場に長く立ってきたプロの立場から見ると、必ずしもおすすめ出来ないケースが多いのも事実です。
今回は、あえて流行とは逆の視点からスカルプブラシを使わない方がいい理由をお伝えします。
① 頭皮は「思っている以上にデリケート」
頭皮は顔の皮膚とつながっており、実は体の中でも非常に繊細な部位です。
スカルプブラシは
・先端が硬い
・同じ箇所を何度も刺激しやすい
・力加減が無意識に強くなりがち
という特徴があり、知らないうちに
角質の過剰な剥離 頭皮バリア機能の低下 乾燥・かゆみ・フケ、を引き起こす原因になることがあります。
「洗っているのに頭皮トラブルが改善しない」
そんな方ほど、刺激過多になっているケースが多いのです。
② 毛穴汚れは「ブラシで掻き出すもの」ではない
よく聞くのが
「毛穴の汚れをかき出すために使っています」という声。
ですが、毛穴汚れの正体は皮脂と酸化物。
本来は
正しいシャンプー選び 適切な泡立て 指の腹での優しい洗浄
で十分に落とせます。
ブラシで無理に刺激すると
✔ 皮脂分泌が過剰になる
✔ 逆に毛穴が詰まりやすくなる
という悪循環に陥ることも。
③ 抜け毛・細毛を助長するリスク
濡れた髪と頭皮は、最もダメージを受けやすい状態。
そのタイミングでブラシを使うと、髪の根元への過剰な負荷 毛包への刺激 抜け毛の増加
につながる可能性があります。
特に
・産後
・更年期
・髪が細くなってきたと感じる方
には、使用を控えることをおすすめしています。
④ 「マッサージ効果」は指で十分
スカルプブラシのメリットとしてよく挙げられる
「マッサージ効果」。
しかし実際は、自分の指の腹が最も安全で優秀なツールです。
指なら力加減を自然に調整できる 頭皮の硬さや状態を感じ取れる 必要以上に刺激しない
というメリットがあります。
プロのシャンプー技術も、
基本はすべて指の使い方で構成されています。
⑤ すべての人に合うケアは存在しない
もちろん、
✔ 皮脂が多い
✔ 頭皮が厚く強い
✔ ヘアケアに詳しい医師・美容師の指導のもとで使用
といったケースでは、限定的に役立つ場合もあります。
しかし、市販されているスカルプブラシを誰もが毎日使う必要はありません。
プロがおすすめする「頭皮ケアの基本」
✔ シャンプー前の予洗いをしっかり
✔ 泡で洗い、指の腹や手のひらで円を描くように
✔ ゴシゴシしない
✔ 洗いすぎない
✔ 頭皮状態に合ったシャンプー選び
この基本だけで、
多くの頭皮トラブルは改善に向かいます。
まとめ:「良さそう」より「合っているか」
スカルプブラシは、使えば使うほど良くなる魔法の道具ではありません。
大切なのは流行っているか、ではなく
「今の自分の頭皮に合っているか」。
もし
・かゆみ
・抜け毛
・乾燥
・ベタつき
を感じているなら、
一度ブラシを手放してみるのも一つの選択です。
もし、ヘアケアでお悩みや改善を求める方がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談下さいませ。
本当に必要なケアは、実はシンプルで優しいものなんです!
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